数年来、定期的にメンテナンスに
通われているお客さんのお話です。

 

若い頃から特別お肌トラブルもなかったし、
思春期特有のニキビもできなかったそうです。

 

しかし、時々「今日に限って・・・」
といった大事な仕事の日に限り鏡を見ると
吹き出ものができているそうです。

 

実はこの吹き出ものですが出る場所で
関係する内蔵がそれぞれあります。

 

さきほどの患者さんの場合ですと
唇の下で、胃腸と腎臓のポイントで
実際に胃腸と腎臓の働きが弱っていました。

 

腎臓の働きが低下すると、踏ん張りや
がんばりがきかない、となります。

 

また胃腸の働きが低下すると、だるくて
やる気がでない。といった状態になりがち。

 

どちらも、ここぞ!といった日には
とても困った症状だといえます。

 

でもそれは、そこに向け身体も心も
全力で進んでいったからでしょう。

 

あるいは寝ても寝た気がしない
といったプレッシャーな
日々だったのだとおもいます。

 

身体を触ると気の流れも滞っていたため
鍼で滞りを解消して気を活性化し
弱った内蔵の働きのバランスを調えます。

 

そして、胃腸と腎のツボにお灸もしました。

 

それからは、全力で走り切る前にメンテナンスに
受けに来られ、吹き出物が出るまではないそうです。

 

そのお客さんいわく
施術は『フルマラソンの給水所のようだと』
ちょっぴり苦笑いをされておられました。

濤鹿堂

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