ストレス解消法と聞くと
どんなことを思いつくでしょう?

ゆっくり休む

深呼吸をして自律神経を整える

趣味を見つける

友達とおしゃべりをする

運動をする

ざっと調べてみてもこのあたりが
よく言われるのではないでしょうか。

ところが、これらの対処法には
限界があるように感じます。

別の角度からストレス解消法について
考えてみましょう。

ストレスには2種類あります。

ひとつは受動的なストレスで
これは、自分ではコントロールが
できないものです。

例えば、他の人の行動、言葉に
ストレスを受け身で感じることです。

もうひとつは能動的ストレスで
これは自分のコントロール下にある
ストレスで多少の主導権があります。

この2つをわかりやすく例えると、
子どもが親に「勉強しなさい!」
と言われたときなどに
「今やろうと思っていたのに!」
と答えるアレと似た感じです。

「勉強しなさい」と言われて
感じるのは受動的なストレス。

でも、同じストレスでも言われる前に
勉強を始めれば、能動的なストレスです。

やるべきことをどんどん先送りにすると
益々もってストレスになっていきます。

先送りによって、ストレスからは
逃げることはできたとしても
解放されるわけではありません。

さらにストレスからの現実逃避
(いやだからやらない)は
結果的に周囲に対して迷惑を
かけることにもつながります。

それなら苦手でやりたくないな
と思うことがあったとしても
「自分から先にやってしまおう!」と
ストレスを受け入れてしまったほうが
はるかにストレス軽減になるでしょう。

ストレスへの評価を自分側から
前向きな解釈に切り替えてみる
そんな工夫も面白いかと思います。

そんなふうにストレスを受け入れて
行動するには体力も必須ですが…。

ストレスに対しての取り組み方を
ほんの少し変えてみることで
それは、もしかすると人生の恩恵にも
なり得るのではないでしょうか。

濤鹿堂

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