ここ数年、鍼灸院であるにも関わらず
ほとんど鍼とお灸を使わないで治療を
おこなうようなケースが増えてきています

「どうして?鍼灸院なのに!?」
と、驚かれる方もいると思います

鍼は滞りを解消することが得意な道具で
身体が衰弱している人に使ってしまうと
むしろ気血を消耗してしまうものです

現代の生活習慣で運動不足や食べ過ぎで
内臓が疲れてしまっている人が多いので
鍼を刺すのが適さない方がほとんどと
言ってもよいでしょう

そうした状態の人にいきなり鍼をすると
身体もビックリしてしまうこともあり
かえって気血を乱すことになるのです

鍼をするにせよ、お灸をするにせよ
ツボの道筋でもある経絡の流れが
滞っているとその効果も半減します

ですが、運動不足や睡眠不足に加え
テレビやスマホの影響などによって
脳が休まらず、慢性的な緊張状態に
ある人が多くなっているのも事実……

その影響で経絡の流ればかりか
筋肉の緊張も強くなっているので
まずはこわばった筋肉を緩めることから
調整しなければならないことがほとんど

そんな感じですので、緩むまでに
治療にはかなりの回数を要します
少し身体が緩んできたら、いよいよ鍼か?
というと、これも少しお待ちください

まずはお灸を使うことが多いです
鍼と違って、お灸は刺激そのものも
マイルドで、身体へ与える影響も
おだやかなので、安心感もあります

ピンポイントで刺激される鍼に対して
お灸は刺激の範囲も広いこともあり
もぐさの香りも加わることで、身心を
深いリラックスへと導いてくれます

治療院では、40度前後の熱くなりにくい
せんねん灸タイプのお灸を主に使います

身体の不調の原因のほとんどが
「冷え」からくるものなので
それに対抗するためのツボに
お灸をして体調を整える流れです

その後、体調を見ながら鍼も加えていきます

基本的な施術の手順の流れは
軽いマッサージで筋肉をほぐして
経絡の流れと気血の流れをよくし
その時々の季節に応じたツボや
疲れている内臓に効果を及ぼす
ツボに鍼やお灸をしていきます

その時々の身体の状態に合った
治療をしていくやり方なので
もの足りなさを感じることも
人によってはあるとは思います

ですが一時的な満足度よりも
身体に負担をかけないことが
なによりも優先されることです

そのため、どんなに軽い症状でも
5回から6回は続けてもらわないと
身体の状態は好転をいたしません

できる限りにおいてご要望には
応えていきたいところですが
お客さんの身体との相談で
身体を労っての治療となりますので
ご理解のほどお願いいたします

濤鹿堂

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