7月、8月ともなると、生活のリズムも変わりやすい時期です。そんな中、生活環境やリズムが変わってしまった影響で、自分自身のメンテナンスに時間を割くことができずにいるというお客さまがちらほらといらっしゃいます。

 

メンテナンスのタイミングが空いてしまうと、当然のことながらパフォーマンスの効率も徐々に下がってしまいます。「そろそろ行かなきゃ」「なんとしてでも行かなきゃ」「もう行かないとやばい」と思いながらも、なかなか時間が取れないこともありますよね。

 

そんな中、やっとの思いで来店されたお客さまが、「自分の状態が良いことと体調のバランスはリンクしていることをしみじみと感じました」とおっしゃっていました。少し休めば落ち着くと思っていたけれど、そう感じたときにはもうすでに治療をした方がいいサインだと気づいたそうです。

 

治療を受けることで、メンテナンスありきの休息、気分転換、セルフケアが成立するのだと実感されたとのこと。自分を良い状態に維持しておくことに時間もお金も惜しんではいけないと、改めて感じられたそうです。

 

こうしたお客さまからの実体験やフィードバックは、施術する側にとっても非常にためになるものです。自分がより良い状態でいられるからこそ、仕事や家族、周囲への貢献ができるもの。自分のためが、結果的に人のためになるのです。

 

私たちの仕事が裏方として支えとなっていることを教えてもらった気がします。「先生のおかげで、すごくいい気づきが得られました」と感謝されましたが、治療をさせてもらった自分としては、むしろもったいなく思った次第です。

 

身体を整えることを通じて、お客さまに前向きで良い循環が生まれていくのは、この仕事の「福」産物かもしれません。

 

忙しい日々の中で、自分を大切にする時間を作るのは難しいことかもしれません。しかし、少しの時間でも自分のために使うことで、心身ともにリフレッシュできるのです。

 

そのゆえ定期的にメンテナンスを受けることも大切になります。身体の不調を感じる前に、定期的に治療を受けることで、健康を維持することができます。自分の体調をしっかりと管理することで、日々の生活をより充実させることができるのです。

 

自分を大切にすることは、決してわがままなことではありません。むしろ、自分を大切にすることで、周囲への貢献ができるのです。自分が健康で元気でいることで、家族や友人、同僚に対しても良い影響を与えることができます。

 

例えば、仕事でのパフォーマンスが向上し、周囲との協力がスムーズになる。家族との時間を大切にし、笑顔で過ごすことができる。友人との交流を楽しむことで、お互いに元気を分け合うことができるのです。

 

鍼灸治療は、自分の状態を調えるだけでなく、自分と向き合い、自分を振り返り、見つめなおすための時間としても機能しています。治療の時間を通じて、自分自身を見つめ直し、心身のバランスを整えることができるのです。

 

自分を大切にすることが、結果的に周囲の人々を幸せにすることにつながるのです。だからこそ、自分のために時間を使うことを惜しまず、積極的にメンテナンスを受けることが不可欠となるのだとおもいます。

濤鹿堂

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