いわゆるPMS(月経前症候群)とは

月経前のホルモンバランスの変化が

体に不快な症状を及ぼす状態です。

 

 

東洋医学ではPMSの状態を

肝臓の不調によって

体内の気血の循環が

滞ったものと捉えています。

 

 

東洋医学における肝臓には

体の気血の配分と流れを

コントロールする働きが含まれます。

 

 

月経前は全身の気血が

子宮に集まってくる時期なので

他の部位は不足がちになります。

 

 

それと同時に肝臓自体も

蓄えている気血が不足して

気血の統制する働きと

全身の気血の偏りとで

ダブルで停滞を強めてしまいます。

 

 

その結果、月経前の不快感として

イライラや憂鬱、落ち込む、

集中力の低下などにつながって

しまうのです。

 

 

他にも頭痛、めまい、疲労感、

不眠、便秘、むくみ、にきび、

といった症状も伴ってきます

 

 

こうしたPMSの症状には

肝臓と関わりの深い目への

負担を減らすことが重要です!

 

 

テレビやスマホを見ることは控えて

目の周りやこめかみ、後頭部を

マッサージして温めるのが効果的です。

 

 

食べ物は、鶏肉、うずらの卵、

ほうれん草、トマト、にんじん、

などの食材を取り入れましょう。

 

 

また飲み物は、ほうじ茶、ジャスミン茶、

菊花茶、黒酢などもおすすめです。

 

 

あとは、あまり動かないほうが

いいかも、と思われるかも

しれませんが、

逆に家に引きこもってりるよりも

外出して自然に触れながら

深呼吸することも大切です。

 

 

実はPMSには整体や鍼灸なども

改善と緩和にとても有効です。

 

 

症状がツラくて…という方は

ぜひ鍼灸も試してみてください。

 

 

家族や周囲への理解と協力

サポートも求めつつ無理なく

身体と上手に付き合いながら

過ごすことを心がけましょう。

濤鹿堂

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