「先生の治療はカウンセリング
みたいに感じることがあります！」

そう仰られるお客さんの声が
よく施術中に聞かれたりします(笑)

自分の気持ちや感情に思い悩み
心に葛藤を感じている人は
どうしてなかなか尽きないもの…

そして様々な解決方法を求め続けて
思い思いに日々を過ごされて
いるのではないでしょうか？

人のお悩みの種類に応じて
対処法を講じている職業や仕事も
無数に世の中には存在しています

続けて治療に通ってくれている
常連さんであれば、身体に触れたと同時に
いつもと違う印象感じることがあります

そういった時などは
「最近なにかありましたか？」
と伺ってみたりします

すると、ふとしたお話の流れで
お悩みを聞くことがよくあります

そのお話しの中で、悩んでいることや
嫌な感情を思い起こされるので
それに伴って身体のどこかが緊張したりと
硬くなるなどの反応も表れてきます

反応が表れるとはいっても
かなり集中していないと
見逃してしまいかねないような
どれも微細な感覚のものばかり

そこを丁寧に、丹念に調えてながら
お話しをそのまま続けていると
お客さんのほうで、話しながら自然に
自己解決してしまうような場合が
意外と多いかったりします

お客さんからは、このことを
「身体カウンセリング」などと
よく言われたりしています(笑)

色々なことで、思い悩んでいたり
消化しきれない葛藤を抱えていたり
なかには他で何らかのセッションを受け
それがもとで、かえってこじらせてしまった
というような方も、よく見受けます

そうした方の多くは表層面での
心の声や感情には敏感であっても
少し触れただけで、飛び上がるほど
身体の状態が滞っているのに
体の声に対しては、意外に鈍感だったり
するようなことが、かなりあるもの

なので身体の状態が本調子でないと
自分のなかにある『本当の答え』には
もしかすると、いつまでも堂々巡りで
たどり着けないのかもしれません

悩みごとに鍼灸や整体、と言われると
あまりピンとはこないかもしれませんが
心と身体は無意識でつながっています

どちらも緩めてあげることが大切です

もし気持ちの面でつらく感じるときは
むしろ身体から調えてあげることも
有効であることを思い出してみて下さ