この頃は、自律神経系からくる
不調で来られる方も増えました
緊張やプレッシャーが続いて
それが当たり前になることで
スイッチが入ったままとなり
オフができなくなってしまいます
施術をしていても、真面目な人ほど
自律神経系がアンバランスになって
調子を崩される方が多い気がします
そして、その真面目さのために
仕事で迷惑をかけられない
周りの人の負担になりたくないと
早くに回復したいけれど
休むこともできない
なので、自分のメンテナンスに
積極的に時間をかけることにも
とても抵抗感を覚えるようです
日本人は勤勉で真面目な方が
もともと多いのかもしれませんが
社会的に不真面目な人には
不寛容という背景もありそうです
我々のような昭和生まれの世代は
人さまに迷惑をかけるな
周りの足を引っ張るな
自分でできるようになれ
そう教えられて育ってきました
人間はそれほど強くはないですし
もろくて、弱い生きものですが
弱いと排除され、退場することを
余儀なくされてしまうので
おいそれと弱さをみせられません
自分の弱さを認められることも
ある意味では強さなのであって
弱いのに強いふりをしてしまうから
ますます、弱ってしまうのです
健全な国や社会において
弱い立場の人に対しての福祉や
救済が存在しているように
人の身体にも弱さを補うような
ケアは、とても大切で必要なものです
あなたの身体に代わりはありません
自分の身体をケアすることを
忘れないでください
その上で、気分転換をしたり
どこかに出かけてのんびりしたり
友人らと美味しいものを食べながら
他愛のないおしゃべりを堪能したり
サークルなどで利害関係の
少ない人たちと趣味を共有したり
そういう時間も大事にしましょう
もしそうした機会が少ないなら
落語をぜひ聞いてみてはどうでしょう
そこには勝ち負けも成功もなく
下町のありふれた弱いひとたちを
きっと受け入れてくれる平和な世界
落語セラピー!?おすすめです!
とぼけた登場人物たち
そして、どんな失敗や勘違いも
みんなが笑ってくれる優しさ、
さらには落語家の独特の語り口調
聞いているといつの間にか笑顔になり、
身体もリラックスしているかもしれません
施術の際は、推しになれそうな
噺家さんなどもご紹介いたしますので
よろしければ、お問合せください