身体だけではなく思考も感情もマインドもすべてを大切に

東洋医学、漢方医学などの
伝統的な医学の背景には
『易』の思想がベースとなって
組み立てられています。

そもそも『易』の思想の
世界観はとても寛容な
ものの見方をしています。

その理由として大きいのは
モノゴトの多様性や多層性を
認めているところです。

治療家としての目線だと
どうしても身体に味方を
してしまいたくなるもの……。

ですが、大切なのは身体だけ
ということではありません。

思考も感情もマインドも
すべて必要です。

それぞれに意味があって
存在していると考えます。

そんな思考、感情、マインドを
身体を土台として偏らずに
バランスよく生かしていくことが
出来るかどうかが重要です。

これを『易』の言葉では
「孤陰不生、独陽不長」
つまり自然の一部でもある
我々人間は、陰ばかりでも
陽ばかりでも成長できない

と、説かれてもいます。

ときに純粋さも偏りすぎると
「水清ければ魚棲まず」で
生み出すことも、育てることも
ましてや成長させることも
できません。

自分自身をバランス良く
生かしていくためにも
まず、その源・土台となる
からだの持つ本来の感覚を
取り戻してからだの意識に
目を向けることが大切です。

そうした身心の調和を
つくりあげる一助として
東洋医学の鍼灸を取り入れると
からだが本来の感覚を
取り戻していきます。

濤鹿堂

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